土地探しのコツ

岐阜での土地探しのコツ/地盤の強い可能性の高い地域/工務店さんから教えてもらったこと

岐阜県で土地をお探しでしょうか。

岐阜県に住み、岐阜で土地探しをし、愛知県でも土地探しをしました。

愛知県にも岐阜県にも住んだことがあり、色々な所で仕事をしてきました。

工務店・不動産屋さんに足を運び、色々な情報をいただきました。

岐阜県での土地探しに迷った方は、エリアごとの特徴をつかんで、土地を購入しましょう。

 

地域によって、地盤の強さや、今後の地域の展望が異なります。

近い地域であっても、住みやすさが違ったりします。

岐阜でいい土地を見つける時の、コツを紹介します。

 

 

岐阜県での土地探しをしました

岐阜県の、本巣・岐阜辺りから美濃加茂・多治見辺りの土地を探しました。

また、愛知県の一宮・犬山・小牧・春日井あたりの土地も視野に入れて、土地探しをしました。

 

複数の工務店さんに話を聞いている中で、

  • 土地の値段の相場
  • 地盤が強い可能性が高い地域
  • 地盤が強い可能性が高い立地
  • 人気のある土地とその理由

などを教えらもらいました。

 

地元の工務店さんは、大手ハウスメーカーと違って、地元のみで(エリアを絞って)家を建てていることが多いです。

そのため、地元の情報に詳しいです。

土地探しは、地元の工務店さんに相談をしながら進めることが出来てよかったです。

 

岐阜県の土地探しでは、地盤の強さが地域によって異なる

岐阜県には、長良川や木曽川といった大きな川が流れています。

また、盆地・平地・山地がある地域です。

そのため、地域によって、地盤の強さに特徴があります

地盤の強さは、隣の土地が強い地盤であっても、隣の地盤が強いとは限らないので、一概に決めつけるのはよくないですが、傾向をつかんでおくと、地盤改良に100万以上かかるといったことを避けることができるかもしれません。

 

岐阜で土地探しをしていた私たちが教えてもらった情報は、

  • 岐阜市の方は、地盤が弱い可能性が高い
  • 長良川が流れている方は地盤がゆるめ
  • 元々田んぼが多かった地域は、地盤が弱い可能性が高い
  • 山を削った、場所は地盤が強い可能性が高い(多治見・可児・春日井のニュータウン)

 

盆地・平地・山地が混ざっている岐阜県だからこそ、地盤の強さも考慮に入れて土地探しが出来るといいですよね。

地盤が強いだけが土地の魅力ではありません。

  • 坂が少ない、街中であれば、老後の生活も安心ですよね。
  • 山地であれば、土地の値段が安い可能性が高いです。
  • 盆地は、街がコンパクトで、生活しやすい場所があります。

 

自分たちの住みたい場所を探してみましょう。

 

岐阜県の土地探しと、愛知県の土地探しを比較

岐阜県・愛知県で土地を探しました。

一宮・犬山辺りで、ほぼ岐阜と行った場所でも土地を探しました。

ただ、愛知県に入った瞬間に1000万円くらい土地の値段が違いました。

駅から遠くても、不便でも、空き家が多くても、家を建てにくい土地の形でも、愛知県の土地は高いです。

工務店さん・不動産屋さんに聞いたのですが、「愛知県ブランド」とのこと。

愛知県で住んでいた人は、岐阜県に住むことを「都落ち」と話している人もいるほど、愛知県に住むことにプライドを持っている人もいると聞きました(;’∀’)

 

岐阜県って、知名度もなければ、名古屋からも遠く、イマイチ観光地もなく、パッとしないですよね。

でも、1000万円近くも値段が違うと…、ね。

そこまでして、愛知県に住みたいとは思わなかったです。

愛知県の中でも、犬山や一宮の「市街化調整区域」という場所は、安かったのですが、農家でないと購入することが出来なかったり、上下水道が整備されていなくて浄化槽を設置する必要(80万くらい?)があったり、住むのには、難ありな土地がほとんどでした。

 

「愛知県」にこだわりがなければ、岐阜県で土地探しをした方が、安く済むかもしれませんよ。

 

 

岐阜県での土地探しで注意したこと

愛知県・岐阜県で土地探しをしていたのですが、早々に岐阜県のみに的を絞って土地探しをしました。

岐阜県で土地探しをするにあたって、注意したことがありました。

それは、過疎になっていく可能性のある地域の土地を買わないという事です。

岐阜県の中でも、

  • 過疎になっている地域
  • 小学校のクラスがどんどん減っている地域
  • これから人がいなくなっていく可能性のある地域
  • 空き家だらけの地域

がありました。

 

逆に、お店が増えてきている地域や、分譲地が増えている地域もありました。

岐阜市の街中、可児市の街中、美濃加茂市の中心地辺りに、分譲地が増えてきていました。

岐阜県の中の、山を削って作られた住宅街は、空き家が多く、これから人が少なくなっていくのだろうと感じられました。

山奥の地域では、市が地域活性化として、

  • 安く家を売りに出していたり
  • 〇年以上住むことという条件付きで土地を売っていたり
  • 移住を促している活動あったり

しました。

不便でも、のんびりと暮らしたいのであれば、選択肢としてはありだろうと感じました。

 

岐阜県の中濃エリアでは、工場が多く、海外の方が多く住んでいます。

そのため、空き家が多い地域は、今後、安い空き家に外国の方が多く住む可能性もあるという話も聞きました。

どうなるかは、誰にも分らないですけどね。

 

近くの地域でも、自治会によって土地の決まりが違う

岐阜県の中の、同じ地域であっても、自治会によってその土地に建てられる家の決まりが異なることがあります。

法律ではないので、強制ではないのですが、自治会の決まりなので、周りの家は自治会の決まりを守って建てられています。

私たちの場合は、

  • 自治会Aでは、隣の家から1m以上離れて家を建てる決まり
  • 自治会Bでは、隣の家から0.5m以上離れて家を建てる決まり

がありました。

自治会費も細かく異なるので、チェックしておく必要があります。

 

自治会Aと自治会Bを比べると、自治会Bの方が決まりが緩やかでいいように見えますが、自治会Bの地域に足を運ぶと、家と家の間隔が狭いです。

自治会Bの地域は、ぎゅっと家が詰まっている地域でした。

自治会Aに足を運ぶと、家を家の間隔が広くて、ゆるやかな街の雰囲気でした。

 

隣の家との幅が狭いと、めいっぱい家を建てることが出来ますが、

  • 隣の家の窓との距離が近くなったり
  • 逆に街の雰囲気が息苦しく感じたり

しました。

私たちは、自治体Bの方がいいなぁと感じました。

 

岐阜県で土地探しをする方へ

岐阜県で土地探しをする方は、今後、その土地がどうなっていく可能性があるのかも考慮に入れながら、地盤の強さも考慮に入れながら探していくのをおすすめします。

名鉄・JRの駅から近いと、名古屋まで出向くのに便利な場所もあります。

愛知県だからいい、岐阜県だから悪いという事はありません。

どこで、どういう風に暮らしていきたいのか、どこにお金をかけたいのかによって、土地探しを進めていくのがいいですよ。

 

岐阜県でも、街中では土地の値段も高くなりますしね。

無理なく、いい土地に出会えますように。