土地探しを無事に終えることが出来ました。
半年近くかけた、土地探しに、疲れていた所だったのですが、フィーリングが合った土地がみつかり、色々な条件が合ったため、土地購入を決断しました。
売り主・買い主共に得をした、やり取りとなりました。
その後、お金の面で、売り主さんが、値段を釣り上げたため、諦めようかと思いましたが、結局は購入をしてよかったです。
土地探しで、「この土地いい!値段もいい!」と思ったら、値段を釣り上げられる前に、すぐに契約書を書いてくださいね♬
土地探しをしていて、「古家あり」「更地渡し」の2条件で出されていたお得な物件をみつけた
私は、土地探しを「古家あり(上物あり)」と「更地渡し」の2つの条件で探していました。
「古家あり」の場合、解体費用が買主にかかってきます。
「古家あり」の場合、私が探していた土地の広さだと、おおよそ、100万くらい余計に資金が必要になります。
それでも、いい条件(値段・立地など)の物件がないかどうかを土地探しでチェックしたかったからです。
最終的に購入した土地は、「古家あり」「更地渡し」の2つの条件で売りに出されていました。
築年数は、およそ35年程。外壁は色あせてきているし、屋根も歪んできていて、これから50年住めるかと考えると、「10年くらいは持ちこたえてくれるかも」という感じでした。
古家あり:630万円
更地渡し:780万円
田舎なので、相場が低いんですね。
それにしても、他の物件と比べても、条件はいいし、値段も高すぎず、お得だなと感じました。
「古家あり」の物件を実際に見に行ってみたら、庭が綺麗だった
土地を探しをしていて、更地渡し780万円だったとしても、
- 南向き
- 60坪くらい
- 静かな住宅地
- LPガス、電気、上下水道あり
という条件だったため、すぐに住むことが出来ます。
また、家を建てることも出来ます。
ガス管を通したり、上下水道を引いたりするのにもお金がかかります。
家が建っていたということは、家を建てることが可能な土地だということ。
もしかしたら、地盤改良費用、ガス・上下水道を引く費用が浮くかもしれないという期待も持ちつつ、見に行きました。
実際に、物件を見に行ってみると、お庭がとても綺麗でした。
その家に住んでいた、おじいさんが丁寧に手入れをされていたようで、みかんの木、ベリーの木が植わっていました。
灯ろうもあり、コンクリートブロックではなく、大きな石でお庭が囲われていました。
「更地あり」の土地を、巡っていた私は、その土地を始めて見に行った時に、
「この庭素敵だなぁ」
と思いました。
土地探しに疲れて来ていたから余計にそう思ったのかもしれません(笑)
「古家あり」の土地の場合、庭だけ残してみるのもありですよ
土地探しで、「古家あり」の土地を、道路から覗いていた時に、道を挟んだ前の家の60代くらいの女性が声をかけてくださいました。
「この土地買うの?」
と。
私は、「土地探しをしていて、不動産屋さんが『見に行ってみたらいいよ』と声をかけてくれたので、見にきました。」と話しました。
「若い人が来てくれたら嬉しいねぇ」と、穏やかに話をしてくれるうちに、またご近所の80代のおじいさんが声をかけてくれました。
「知り合いだから、ちょっと見て行ったらいいよ。ちょっとこっち来て見てみて!」とズカズカと入っていくおじいさんに、「(勝手に入ったら怒られるんじゃ…)」と思いながら、入っていくしかなかったです。
中から見るお庭は、さらに綺麗で、砂利も綺麗に整えられていました。
ご近所の方の優しさや、お庭の綺麗さに惹かれて、その日は、家に帰りました。
夫には、その土地がとてもよかったこと、ご近所の方が優しかったことを話しました。
夫は、「灯ろうはいらないよー」と話していましたが、結局残すことにしました(笑)
どうやって残すのがいいのかが分からなかったため、その際に、検討していた工務店の方に連絡をして、
- 庭を一部残すことが可能なのか
- どの程度費用が浮くのか(庭があることで、庭工事の費用が少し浮く)
- どうやって残すのがいいのか
- どう生かすことが出来るのか
を相談しました。
フェンスも残した方がいいのかを相談しました。
土地購入時の条件として、「更地渡し」の条件の所に、庭を残す残し方を工務店の方と不動産屋さんに直接やりとりをお願いしました(自分たちだけでは分からないので)。
「古家あり」の土地探しをしていると、地盤が固ければ得するかも
地盤改良工事には、お金がかかります。
私たちがお願いしていた工務店さんは、50万の見積もりを(仮)に入れてくれていました。
田んぼのど真ん中だったり、川の近くだったり、水はけの悪い場所だと、100万くらいかかる土地もあると教えてもらいました。
土地を見に行った際に、お庭まで私を連れて行ったおじいさんが
「この辺の土地は固いよー!俺が建てた時には、固すぎてこれ以上は掘れませんって言われたくらい固いよ!」
と勢いよく教えてくれました。
山を削って出来上がった住宅地だったため、固い地盤である可能性が高い場所でした。
実際に、家が35年程建っていたため、建物がぐらぐらとしてしまう危険性も低いでしょう。
「古家あり」の土地探しをするメリットは、ご近所の方から情報収集ができることや、建物が建っていられる場所だという事が分かる点ですね。
結局、地盤改良工事は必要なく、50万円分浮かせることが出来ました。
地盤改良工事の有無を知るための検査の後、お得な買い物をすることが出来たんだと、夫婦ともに喜びました。
「更地渡し」の条件で、庭の一部を残して購入/得した私の土地探し
「更地渡し」の条件のみで、土地探しをするのは、もったいないです。
私たちは、タイミングが良かったのですが、元あったものをすべて壊してしまうのはもったいないです。
「古家あり」の条件の土地も、考慮に入れて、気に入ったお庭の家があれば、それをそのまま生かすことで、家づくりの資金を節約することが出来るかもしれません。
元々あった大きな石や、樹木たちは、購入したら高いです。
また、解体する際にも、大きな費用が掛かるものです。
立派なお庭は、そのまま生かして、素敵なお家になりそうです(‘ω’)
土地探しは、時間や労力がかかって、とても疲れるものでしたが、いい土地に巡り合えてよかったです。
金銭面では、売り主さんが最後の最後に、値段を釣り上げたので、予算オーバーしました。
結局他の土地を購入したとしたら、お庭代・上下水道を引いてくる費用・ガスを引いてくる費用・地盤改良工事などに、下手したら100万以上かかっていたかもしれません。
そう思うと、値段が上がってしまっても、ご近所の方が優しい、雰囲気のいい場所の土地を購入することが出来てよかったのだと、今では思います。
売り主さん的には、お庭を一部解体する費用が浮いて、さらに値段を釣り上げることが出来て、懐はウハウハだったのでしょうけどね( ;∀;)なんてこと。
世の中甘くないという事です(笑)