土地探しのコツ

土地探しの期間は半年でどうやって終えたのか/どのくらいの期間で決められるのかコスパの話と方法

いい土地の見つけ方

土地探しって、みなさんどのくらいの期間をかけているでしょうか。

1年、2年と何年も、土地探しに時間をかけている人が、私の周りにもたくさんいます。

思いえがく土地と中々出会えない

子どもが小さい中、土地探しに時間を割ききれなくて時間がかかる

土地探しの期間が長くなってきて、決めきれなくなってきた

職場の先輩や、友人に、建築会社はなんとなく決まっているのに、土地が決まらなくて、土地探しの期間がどんどん長くなってきたという人がたくさんいました。

 

土地探しを、半年で決めることが出来た、私から、私が土地探しを短期間で行うためやったことや、土地探しの方法をお話しします。

 

 

土地探しにかけた期間は半年

私が、土地探しにかけた期間は半年です。

秋ごろから、土地探しをして、正月明けには、契約日を決めました。

土地探しの期間を短くできた理由は3つです。

  • 購入したい土地の条件に優先順位をつけた
  • 土地購入時の妥協点を決めて、決断をした
  • ネットの情報だけに頼らず、足を運んだ

 

順に説明していきます。

 

土地探しの期間を短くできた理由①優先順位をつけた

土地探しの期間を短くするために、購入したい土地の条件に優先順位をつけました。

私たちの、購入したい土地の条件は、

  • 1階のリビングへの日当たりが十分な土地
  • 1階のみで生活できる家を建てることが出来る土地
  • 諸経費合わせて790万円くらいの土地
  • 60坪前後の土地
  • 高齢になってからも住むことが出来るバリアフリーな家を建てることのできる土地
  • 車を2台停めることのできる土地
  • 使いたい路線へのアクセスがいい土地
  • 近所との関係性がよい土地
  • 地盤改良工事に費用がかからなさそうな土地(田んぼから遠い)
  • ハザードマップ上で安全性が高そうな土地
  • 浄化槽、上下水道、ガス、テレビの電波などライフラインが整っている土地
  • 治安がいい地域
  • 学校まで通いやすい、子どもがいる地域

 

土地探しをしている時には、色々な条件や希望が出てきます。

全部を網羅している土地なんて、ありません。

本当に、ありません。

この中で、何を優先させたいのか、どれは絶対に外せない条件なのかを絞っていきました。

 

土地探しをしている中で、優先順位をつけておくことで、いざ条件のよさそうな土地が現れた時に、優先順位の上位を満たしていれば、買うか買わないかを決めるまでの決断が速くなります。

 

そのためにも、なにを優先させたいのか、多くある条件の中で、優先順位をつけておきましょう。

 

土地探しの期間を短くできた理由②妥協点を決めて、決断した

土地探しの期間を短くするために、妥協点を決めました。

土地を探していて、妥協できるのか、できないのかを判断することで、見つけた土地についてさらに、話を聞きに行くのかを決めることが出来ました。

私たち夫婦の場合は、妥協した点は、「土地の価格」でした。

790万円という予算でした。

土地を探していた地域の中では、厳しい条件でした。

最終的には、諸経費合わせて、土地に900万円ほどかけました。

ただ、半年で、決断して土地購入を出来たので、土地探しにさらに1年かけていたら、今の家賃(5.5万円)×12か月で66万円。2年かけていたら、132万円かかっていました。

土地探しの期間を短縮できたことで、家賃を節約できました。

焦って決める必要はないですが、妥協点を決めて、決断する勇気を持つことは大切です。

お金も時間も大切ですからね。

土地探しの期間を短くするメリットは、今払っている家賃が浮くことです。

 

土地探しの期間を短くできた理由③ネットだけでなく足を運んだ

土地探しの期間を短くするために、とにかくネットの情報を見るだけでなく、色々な場所に足を運んで、実際に話を聞きました。

  • 建築会社に話を聞きに行く
  • 建築会社の人に、気になった土地にどんな家が建てやすいのか間取りをざっくり書いてもらってイメージを膨らます
  • 複数の不動産屋さんに話を聞きに行く
  • 住宅ローンを組むためにFPさんに相談して、ライフプラン表をつくってもらう
  • FPさんに相談して、保険の見直しをする
  • FPさんに相談して、住宅ローンの予算、頭金の予算を決める
  • 気になった土地を見に行って、近所の方がいれば話をしてみる

 

土地探しを始めた時には、不足している知識がたくさんありました。

  • 土地にかかるお金
  • 家にかかるお金
  • 間取り
  • 土地の知識

 

これらの知識が不足していることで、

  • 土地にどのくらいのお金をかけられるのか分からない
  • 家にどのくらいの予算を割きたいのか分からない
  • 土地を見ても、間取りのイメージがつかない
  • どんな間取りが欲しいのか、したい暮らしのイメージが夫婦で一致していない

といった問題がありました。

 

実際に、家・土地・お金のプロに相談したり、資料請求をしていく中で、知識を深めたり、イメージを膨らませることが出来ました。

ネットの情報だけでは、自分たちのしたい暮らしをイメージすることは出来ません。

どんな暮らしをしたいのかは、人によります。

損得だけでなく、どうやってどこで生きていきたいかって人によりますよね

自分たちの話を聞いて、それに対してアドバイスをくれる人に会うことが、マイホームの第一歩。

土地探しの期間を短くするためには、一緒にマイホームづくりをしてくれる方を見つけましょう。

 

土地探しで、期間を区切って決めるのがおすすめな理由

一生住むであろう土地を探すことに時間をかけることは大切です。

ただ、ダラダラと時間をかければいいということとは違います。

期間や労力を無駄に人生の時間を使うことは、あなたの人生の時間を土地探しに浪費してしまいます。

土地探しでは、期間を区切って、必要な知識をつけて、進めていくのがおすすめです。

「明日には、いい土地が出てくるかもしれない」なんて思う事もあるかと思いますが、完璧な土地は、ありません。

期間を区切って、土地探しを進めていきましょう。

大切な土地探しに、時間をかけるという生き方もいいかもしれませんが。

 

迷っていた土地が脳裏をちらつくと欲が出る

私たち夫婦の場合は、「この土地が欲しい」と思って、契約日まで決まっていたのに、130万円も直前に値上げをされた失敗があります。

予算オーバーしてしまうがために、購入を諦めて、他の土地を探そうか本気で悩みました。

売り主さんに、腹が立って、夫婦で怒り狂っていた期間もありました。

でも、怒っても、悲しんでも、何も変わりません。

欲しい土地だったので、予算オーバーでも私たち夫婦は購入することに決めました。

 

この時、相談に乗ってもらっていた工務店の営業さんの言葉が刺さりました。

売り主さんに腹が立っても、土地を買ってしまえばもう関係ない人になる

自分たちがその土地で暮らしたいのかが大切

今の土地を他の人に購入された場合に後悔するなら買った方がいい

他の土地を購入した時に、「今の土地に住んでいたら」と脳裏をちらつく人もいる

決断できるのは、購入する人自身だけ

 

予算が何とかなるのであれば、期間を区切って妥協点を大人しく諦めて前進することも時には必要です。

【失敗談から学ぶ】土地購入の契約書を交わすまでは値下げに成功したとは言えない理由私たち夫婦は、土地購入に関して勉強していたのですが、契約に関しての勉強が不足していたために、1度は値下げ出来たものの、最終的に値上げされ...

 

もっといい土地は出て来るとは限らない

土地探しをしていると、「もっといい土地が出てくるのではないか」と考えることが何度もありました。

  • 本当にこの土地が欲しいのか
  • この土地に一生住む決断をしていいのか

迷った時に、決めなかったとして、それがいいのか悪いのかは結果論。

ギャンブル要素が高いですが、「もっといい土地」が出てくる保証はないんですよね。

「いい土地だな」と思って、購入することが出来るのであれば、それも出会いだと私は思います。

購入してから後悔する事もあるでしょう。

購入しなくて後悔する事もあるでしょう。

決断できるのは、あなただけです。

ダラダラと時間をかけるよりも、期間を区切って土地探しをしていくことをおすすめするのは、「もっといい土地」が出てくる保証がないからです。

 

いい土地に出会うまでにかかるまでの期間にかかる費用

土地探しの期間を区切ることをおすすめする理由に、「いい土地」に出会うまでにかかる費用の問題があります。

もし、あなたが今賃貸に住んでいるとしたら、1年間でどのくらいの家賃を払っているでしょうか。

どのくらいの光熱費を払っているでしょうか。

食器洗いにどのくらいの時間をかけているでしょうか。

 

新しい性能のいい家を建てたとしたら、

  • 土地探しをしている間の家賃
  • 今払っている光熱費(性能のいい家に住んだ場合の差額)
  • 食洗器を導入した場合の、時間

時間やお金で節約できる費用がたくさんあります。

 

土地探しの期間は長ければいいわけではない

土地探しに期間は長ければいいわけではないです。

一生に一回の決断だけれども、期間が長ければいいわけではない

一生に一回の決断ですが、長い間悩んだからと言って、それがいいわけではありません。

短期間で、効率よく土地探しの期間を短くするのは、時間や労力、お金の節約になります。

土地探しの期間を短縮して、人生を充実させた方がいいのではないでしょうか。

 

土地探しにかける費用と期間を天秤にかけよう

土地探しにかける費用や期間を夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。

子どもがいたら、学校の問題もあるでしょう。

中々、足を運べない事情もあるでしょう。

忙しくて疲れてしまう事もあるでしょう。

 

土地探しの期間が長くなってきた方は、あとどの程度のコストを土地探しにかけるのか決めるのがおすすめです。

土地探しの期間を短くする方法

最後に、土地探しの期間を短くする方法をまとめます。

 

複数の不動産屋さんに相談する(土地に関する知識を深める)

土地探しの期間を短くするためには、土地に関する知識を深めましょう。

そのためには、不動産屋さんに相談をしましょう。

住みたい家のイメージがついていない方は、建築会社の資料請求からはじめましょう。

 

お金の問題を解決しておく(資金面の問題を解決)

土地探しの期間を短くするために、資金面の問題を解決しておきましょう。

不動産屋さんは、土地を購入したい人ではなく、土地を購入できる人を探しています。

住宅ローンや頭金を明確にして、家・土地にかける予算を明確にしておきましょう。

資金面が決まってなければ、土地を購入することが出来ません。

土地探しも、資金面が決まっていなければ進めることが出来ません。

土地探しの期間を短くするためには、資金面の問題を解決することは必須です。

 

土地にどんな家が建つのか相談する(土地と家と暮らしのプロに相談する。間取りのイメージ付け)

土地探しの期間を短くするために、どんな土地に、どんな家が建つのか、間取りのイメージをつけましょう。

土地だけ見ていても、間取りのイメージって全然つきません。

どんな間取りの家に住みたいのか、どんな暮らしをしたいのか、家族で話し合うのも大切です。

イメージがつかなったら、色々な間取りを見てみるのがおすすめです。

 

 

  1. 建築会社の資料請求
  2. FPさんに資金面の相談(ライフプランの相談)をする
  3. 間取りのイメージをつける

 

ところからはじめてみてください。