注文住宅の上棟が終わり、今まさに建築中です。
私たち夫婦は、山ほど資料請求をして、建築会社を回り、工務店・ハウスメーカーを比較してきました。
スウェーデンハウスで注文住宅を建てた友人に話を聞いたり、一条工務店・パナホームで家を建てた、建てている友人に話を聞いたりしました。
多くの工務店・ハウスメーカーを検討した中で、スウェーデンハウスは最後の最後まで候補に残っていました。
結局は、スウェーデンハウスを選ばなかったのですが、その理由をお話しします。
とても、素敵な家を建ててくれて、友人宅も素敵な家でしたよ。
スウェーデンハウスを選ばなかった理由
スウェーデンハウスで家を建てた友人の家に行き、実際に家を見せてもらいました。
2年半住んでいたので、住み心地や、困ったことや、建てる時に検討したことなど事細かに教えてもらいました。
話を聞いているうちに、スウェーデンハウスもいいかなぁと思い、住宅展示場に夫と一緒に行くことにしました。
住宅展示場や、実際に建てた他の家を見たりして、何度か営業さんに相談に乗ってもらったのですが、お断りしました。
スウェーデンハウスを選ばなかった理由は土地との相性
何度も話を聞いて、魅力的に感じていたスウェーデンハウスの家。
何が魅力的だったかと言うと、高気密・高断熱の家で、とにかく快適だったんですよね。
友人の家も、暖かかったですし、過ごしやすかったです。
元々、和風・シンプルな家がよかったのですが、外壁の色・窓枠の色を工夫することによって、私たちの欲しい家のイメージに近いものを手に入れることが出来ることも分かりました。
スウェーデンハウスだからといって、北欧風しかできないということはなかったです。
ただ、私たち夫婦がその頃に見つけた、住みたい土地には灯ろうがありました。
「素敵なお庭を活かしたい」という思いがあって、どうしても、スウェーデンハウスの家と和風な庭では、バランスが悪い。
素敵な家を手に入れることは出来るかもしれないけれども、不格好なバランスになるということが、スウェーデンハウスを選ばなかった決め手です。
手に入れた土地が、違う土地であったならば、スウェーデンハウスにしていたかもしれません。
そのくらい、ギリギリまで悩みました。
スウェーデンハウスのメリット・デメリット(私たちの場合)
ギリギリまで悩んだ私たちにとっての、スウェーデンハウスのメリット・デメリットをお話しします。
スウェーデンハウスのメリット
スウェーデンハウスのメリットは次の5つです。
- 3枚ガラス、木の窓枠
- 高気密・高断熱
- 壁紙・カーテン・建具など統一性があり可愛い
- アフターフォローがしっかりしている
- 遮音性が高い
3枚ガラス、木の窓枠
スウェーデンハウスの窓は、すべて3枚ガラスです。
友人宅や住宅展示場で実際に、くるっと回る窓を開けたり閉めたりさせてもらいました。
重さがあり、慣れる必要があるのですが、しっかりと閉まってくれるので気密性が保たれていることを感じました。
また、3枚ガラスのため、窓から冷気・暖気が逃げたりすることが少ないです。
暖かな家にするには、窓や窓枠も大切です。
高気密・高断熱
スウェーデンハウスの家は、高気密・高断熱です。
住宅展示場で見せていただいたのですが、壁のパネルの継ぎ目にも断熱材を使用したり、フィルムで隙間を減らしたりする工夫がなされていました。
工場で加工されて、輸入されてくるため、大工さんによって出来栄えが変わるという事もないと教えてもらいました。
また、窓は3枚ガラスを使用し、木の窓枠を採用しています。
窓枠には、パッキンがあり、隙間を減らす工夫がなされています。
木の窓枠と3枚ガラスの窓は断熱性を高めます。
パッキンがついていることで、窓と窓枠の隙間を少なくし、高気密の家を実現させています。
高気密・高断熱の家だと、光熱費も浮きますし、身体への普段が少ないです。
壁紙・カーテン・建具など統一性があり可愛い
スウェーデンハウスの魅力はなんといっても、スウェーデンハウスの世界観です。
壁紙・カーテン・建具など、採用されているものが可愛いです。
好き嫌いが別れる所ですが、夫も可愛いものが好きなので、気に入っていました。
モデルハウスだけ可愛いんじゃないの?って思う所ですが、友人宅も、トイレやウォークスルークローゼットなど、場所によって壁紙を変えていました。
友人宅のトイレは、アリスの世界観だったのですが、青を基調とした壁紙で落ち着きのある可愛らしさのある空間になっていました。
アフターフォローがしっかりしている
友人がスウェーデンハウスに住み始めてから2年半くらい経ったと話していました。
はじめての一軒家で、困ったことや、どうしたらいいのか悩んだ時に相談すると、営業さんがすぐに相談に乗ってくれると話していました。
アフターフォローがしっかりしているのは、安心できるなぁと感じたので、ポイントが高かったメリットでした。
遮音性が高い
音楽仲間の友人夫婦なので、家で歌っていてもうるさくないか、楽器って弾けるのかということについても聞いてみました。
3枚ガラスなので、窓の遮音性は高いです。
壁の遮音性については、比較ができないのですが、友人宅にいた時には、外の音が聞こえてくることはなく、むしろ静かすぎるくらいに感じました。
友人宅は、裏がお寺の駐車場だったので、「ここで歌っても大丈夫だよ」と笑って教えてくれました。
私たちにとっての、メリットは人によってはデメリットになるかもしれないですし、逆に、デメリットがメリットになる人もいるかもしれないので、一概には言えないです。
私たちにとってのメリットは、スウェーデンハウスをギリギリまで候補に入れておくに値するくらいの、大きなメリットばかりでした。
ネット上の、口コミ・評判って一概にいいとも限らないですしね。
大手になるほど、多く家を建てているので、悪い口コミも多いです。
次に、私たちにとっての、スウェーデンハウスのデメリットをお話しします。
スウェーデンハウスのデメリット
スウェーデンハウスのデメリットは次の5つです。
- 価格帯が高い
- 窓のメンテナンスがめんどくさい
- 外観が北欧風で飽きる可能性がある
- 家の仕様が決まっている(窓・廊下幅・階段・建具など)
- 第一種換気のメンテナンス(虫がてんこ盛りらしい)
価格帯が高い
スウェーデンハウスの価格帯は高いです。
多くの工務店を検討してきたので、分かったことですが、どんなに削っても、スウェーデンハウスで家を建てようとすると、2500万以上はしそうでした。
諸経費合わせると3000万円。
そこにさらに、土地代が上乗せされます。
決して安くはない買い物です。
納得していればいいですが、「まぁ、スウェーデンハウスなら安心かな」と、適当に選べるほど、安い価格帯ではないのがデメリットです。
窓のメンテナンスがめんどくさい
スウェーデンハウスの窓は、木の窓枠です。
断熱性の視点から考えると、木の窓枠は性能が良く、見た目も素敵です。
ただし、1年、2年に一度くらいのスパンで、すべての窓枠に塗装をする必要があります。
養生テープを貼って、塗装をしていく作業は、1年に1度でもめんどくさいです。
窓は、くるっと回るので、室内からも作業は出来そうですが。
友人夫婦も、歳をとった時に出来るのかは、「まぁ、やらなくなるかもしれないね(笑)」と話していました。
外観が北欧風で飽きる可能性がある
家を多くみるようになって、スウェーデンハウスの家の特徴が分かってくると、家を見た瞬間に「あれはスウェーデンハウスの家だ」とすぐに分かるようになります。
窓枠の造りと、屋根の下にある※印のようなマークが特徴です。
外観が特徴的で、可愛らしいのはメリットでもあるのですが、主張の強さゆえに飽きる可能性もありますよね。
いかにも北欧風の家の外観として作りこんでしまうと、老後に飽きてしまうのではないかと感じました。
白を基調として、シンプルなスウェーデンハウスは飽きが来なさそうでしたが。。。
80歳になった時に、違和感なく住めるかどうかという点では、夫婦そろって、頭を悩ませた点であり、デメリットになりました。
家の仕様が決まっている(窓・廊下幅・階段・建具など)
スウェーデンハウスの家の仕様は、ある程度決まったものから選びます。
窓・廊下幅・階段・建具などは、工場でつくられており、「選ぶ」ことになります。
せっかくの注文住宅なのに、カタログから選ぶだけで終わるのは、なんだか寂しいような気持ちになりました。
家を建てるというよりも、「家を買う」という感覚に近いのは、ハウスメーカーだからということなのでしょう。
家の仕様が決まっているのは、安心でもありますが、「自分たちの家を建ててもらう」という考えからは離れたところにあるような気持ちになりました。
第一種換気のメンテナンス(虫がてんこ盛りらしい)
友人夫婦に第一種換気ってどんな風なのかを尋ねました。
2階部分に、フィルターがあって、定期的に掃除をしているそうです。
住み始めて、初めて掃除としたときには、小さな虫だらけで、友人夫婦の奥さんの方が、悲鳴を上げたとかなんとか。
結構、えげつないくらいの虫がくっついていたそうで(死んでいるけど)、気持ちが悪かったという話でした( 一一)
私も、夫も虫は苦手なので、第一種換気システムのフィルターに虫がついている話にはギョッとしました(‘Д’)
掃除機で吸い込んだらしいです(‘ω’;)
スウェーデンハウスを選ばなかった理由のまとめ
私たちは、最後の最後までスウェーデンハウスを候補に挙げて、悩みに悩みましたが、選びませんでした。
私たちにとっての、メリット・デメリットは色々とありました。
メリット
- 3枚ガラス、木の窓枠
- 高気密・高断熱
- 壁紙・カーテン・建具など統一性があり可愛い
- アフターフォローがしっかりしている
- 遮音性が高い
デメリット
- 価格帯が高い
- 窓のメンテナンスがめんどくさい
- 外観が北欧風で飽きる可能性がある
- 家の仕様が決まっている(窓・廊下幅・階段・建具など)
- 第一種換気のメンテナンス(虫がてんこ盛りらしい)
メリット・デメリットはある中でも、家の性能が高いということは魅力的な点でした。
ただ、手に入れた土地との相性、近所の家との比較をすると、浮いてしまいそうだったんです。
なんとなく、飽きてしまうような気がしたというのもありました。
スウェーデンハウスの家は、今でも、また住宅展示場に見に行きたいなぁと感じるくらい素敵な家でした。2件目を建てるようなことがあったら検討したいと思います(‘ω’)
ちなみに、住宅展示場に行った時に、友人の家で話を聞いて、見学に来たことを話したら、友人に、なにかお得なポイントがつくという話を営業さんがしていました。
周りにスウェーデンハウスで家を建てられた方がいたら、是非紹介制度を使って見学に行ってみてください♬
家を建てなくても、紹介ポイントがつくそうですよ。
あと、スウェーデンハウスで家を建てて、検討している人に見学をさせてあげると、これまたポイントがつくらしいです(友人談)。
パンフレットや、定期的に送られてくるDMの内容も可愛くて、豆知識なども載っているので、是非取り寄せてみてください。