私たちは、注文住宅を建てる際に、土地を購入してから挨拶をするタイミングに迷っていました。
土地購入も、注文住宅も、はじめてのこと。
これからずっと住む土地だからこそ、上手く、失敗せずに、失礼のないように、ご近所の方にあいさつ回りをしておきたかったです。
でも、挨拶をするってどのように、何を持って行って、どのタイミングで、どうしたらいいのか分かりませんでした。
色々な人に相談をしたり、調べたりして、地鎮祭の前に1度挨拶をしに行ってきました。
引っ越し前にもう1度行く予定です。
私たちが、実際に行ったタイミングや、お渡しした品、逆に挨拶された側の体験を交えて、お話ししていきます。
土地購入をしてから、挨拶をするタイミング
注文住宅を建てようと土地を購入してから、ご近所にいつ挨拶に伺おうか悩んでいました。
- 土地を購入したらすぐ?
- 地鎮祭の前?地鎮祭が終わってから?
- 着工の前?
- 上棟式の前?上棟式の後?
- 注文住宅が完成した後?
- 引っ越しの前?後?
いつ、どのタイミングで、挨拶に行くのがいいのか分からないですよね。
住宅街の更地の土地を購入しました(売り主さんが更地にして引き渡し)。
田舎というのもあって、周囲に住んでいる人たちは、60-70代のご夫婦が多い場所です。
私たちは、
- 地鎮祭前(土曜日の午後)
- 引っ越し前
に、ご近所に挨拶をすることにしました。
工事や、引っ越しで、ご近所に迷惑をかけることになるからです。
また、無事に家が建ったということで、引っ越し前に改めて挨拶をすることにしました。
地鎮祭後に着工となるため、着工前(地鎮祭終了後の当日)には、工務店の方がご近所へ挨拶をしに行ってくれました。
工事中の騒音や、トラックの出入りなどの責任は、工務店の責任・管理となるからです。
工務店の方からは、
- 地鎮祭の後に一緒にあいさつに回る
- 引っ越しの時の挨拶くらいで十分
と声をかけられましたが、
- 自分たちでも、どのような方が周囲に住んでいるのか顔を合わせておきたかった
- 工事の騒音で迷惑をかけるため、工務店の方たちよりも先に挨拶をしておきたかった
という理由から、2回挨拶に回ることにしました。
上棟式の時にも、あいさつに回ってもよかったのですが、上棟式の準備自体でバタバタしてしまって余裕がなく、諦めました。
また、3回も挨拶に来られては、自分たちだったら引いてしまうという思いもありました。
土地購入をしたら、どこまでの範囲挨拶をするか
注文住宅を建てるために、土地を購入したら、どの範囲まで挨拶をして回るのがいいのか迷いました。
工事の騒音の迷惑をかけることや、これからお世話になることを考慮して、表・裏の三軒と両隣の合計8軒、挨拶に回ることにしました。
工務店の方は、
「トラックの出入りもあるので、僕らはもう少し広い範囲に挨拶をして回りますね」
と、言ってくださいました。
同じ範囲を回った方がいいのかなと、迷いましたが、キリがないため止めておきました。
挨拶に持っていく品は何がいいのか
挨拶に持っていく品は、着工前の最初の挨拶は、800円程度のケーキ屋さんのお菓子を持って行きました。
顔を合わせたことのない方も多かったため、仰々しいものだと、驚かれるし、気兼ねせずに受け取りやすいものをと考えた結果、可愛らしいお菓子にしました。
実際に、ご近所を回り始めると、
- 「わざわざ挨拶しに来てくれたのね」
- 「みんな家を建てる時はお互い様だからね」
- 「若い人が引っ越してきてくれるのは嬉しいわ」
- 「分からないことがあったら聞いてね」
- 「お菓子まで持ってきてくれてありがとう」
と、優しく声をかけてもらえました。
ちょっとしたものだったのもあって、挨拶の品を断られることなく、すんなりと受け取ってもらうことが出来ました。
引っ越しの時には、タオルなど熨斗をつけて、改めて挨拶をしに行く予定です。
挨拶には、何回行くのがいいのか
挨拶には、何回、どのタイミングで行くのがいいのか迷いました。
自分たちが、挨拶される側だったら、何度も来られても、「そんなに来なくても大丈夫なのにな」と思ってしまうからです。
丁寧な分にはいいですが、適度ってどのくらいかなと悩みました。
建売住宅や、分譲地であれば、同じタイミングで建物を建てるので悩まなそうですが、注文住宅を、住宅街の土地を購入して建てるとなると、どうしたらいいのやらと…。
上棟式の日は、結局行けなかったため、私たちのご近所への挨拶は2回(着工前・引っ越し前)になりそうです。
上物ありの土地購入をして、解体する場合には、解体工事前に挨拶を
私たちは、解体更地渡しの条件で、土地を購入したため、解体作業の時には、土地の所有者ではなかったため、解体作業の工事前には挨拶にはいきませんでした。
丁度、土地を購入した頃、今住んでいる借家の隣の家の解体工事が始まりました。
専業主婦でほとんど家にいる私にとっては、
- 1日中続く解体工事の音に悩まされ
- 土を入れるためのショベルカーの音に悩まされ
- 入れた土を整える工事の音と振動に悩まされ
ノイローゼになるかと思いました。
家を建てる時の音よりも、解体工事の音の方が、体調が悪くなるほどしんどかったです。
そのため、解体工事前にも挨拶に行きたい思いでした。
上物ありの土地を購入して注文住宅を建てるのであれば、解体工事の前に挨拶に行っておいた方がいいです。
どの日に、整地をするのか、どの日に騒音が一番大きくなるのか知れるだけでも、周囲に住んでいる人は、外に出かける予定を入れておく対策を建てることが出来るからです。
注文住宅を建てる際に、上物ありの土地を購入して解体工事が必要な方は、解体工事前に挨拶に行きましょう。
私たちの借りている借家の隣の土地の建築が始まる前に、施主さんと建築業者さんが、それぞれお菓子とタオルを持って挨拶をしに来ました。
挨拶をしに来てくれたおかげで、建築業者さんの下請けの業者さんのラジオの音に困った時に、連絡をすることが出来ました。
建築会社さんの連絡先や、雰囲気を知れているだけでも、ありがたかったです。
これから注文住宅を建てられる方は、建築会社さんが、近所に挨拶をしてくれるかどうか尋ねておいてもいいかもしれません。
建築会社が挨拶をするのは、着工前(地鎮祭の日)でした
私たちが、注文住宅の建築をお願いした、建築会社さんがご近所に挨拶に周ったのは、着工前の地鎮祭当日の午後でした。
工務店さん曰く、
「工事でご迷惑をおかけして、〇〇さんたちが、住みにくくなってしまってはいけないので、ご近所には挨拶して回ります」
と話してくださいました。
工事中の問題や、騒音などは、工務店さんに連絡がいくため、顔を合わせておいてもらえるのはありがたいなと感じました。
ただ、工務店さんのご近所回りより、私たちのご近所周りが後になるのは、順番としては逆かなという思いがあり、工務店さんの挨拶より2日前に、ご近所周りを済ませておきました。
工務店さんの方から、一緒に回るか、工務店のみの挨拶でも大丈夫だと声をかけてもらったのですが、自分たちの気持ちとして、先に周っておきたかったので、もしかしたら、今のご時世丁寧すぎるくらいかもしれません。
工務店の方にも、かなり丁寧な方だと言われました。
2回挨拶に来るくらいなら、鬱陶しくないと信じたいです(;’∀’)…
8軒中2軒は留守で、顔を合わせることが出来なかったです。
お手紙を一筆入れておけばよかったと、今更、後悔しています。
お留守だった時には、
- いつから工事が始まるのか
- 工事中の建築会社の連絡先
を書いたお手紙を入れておいた方が丁寧ですね。
注文住宅の場合は、どんな土地に建てるのか、どのような状況なのかは、それぞれ違うので、挨拶の正解ってないと感じました。
都会で、ご近所付き合いをしない場所もありますもんね。
私たちの場合は、まぁまぁ田舎ということや、ご近所との繋がりがある地域だったため、丁寧にしたいという思いで、進めています。