地鎮祭・上棟式

地鎮祭の服装・費用・お車代・ご祝儀袋・挨拶・ご祝儀を渡すタイミング・渡し方

地鎮祭で預かったもの

地鎮祭を無事に終えることが出来ました。

天気も良く、夫の両親も無事に合流することが出来ました。

10月だったので、足元が少し冷える日で、少し雨がぱらついたため、やや足場が不安定でした。

工務店の方が、テントを張ってくださり、雨よけを作ってくださいましたが、ほぼ必要ないくらいでした。

 

地鎮祭の服装や、費用、ご祝儀袋などの準備したもの

地鎮祭当日の流れ

地鎮祭の日に、神主さんにご祝儀をお渡しするタイミングや渡し方

地鎮祭の前後のご近所への挨拶の有無について

など、地鎮祭全体についてまとめておこうと思います。

 

 

地鎮祭の当日の服装について

地鎮祭当日の服装は、セミフォーマルな服装で行きましょう。

スーツでもいいですが、私たちの場合は、分譲地ではない土地を購入したため、足場が悪い状態でした。

スーツやヒールで行ったら、転ぶような感じです。

そのため、セミフォーマルな服装で、なるべく歩きやすい靴で参加しました。

寒くなってくる時期だったため、カーディガンを羽織って参加しました。

分譲地の場合には、整地されているので、スーツを着て行ってもいいでしょう。

工事の安全や、これからの生活の繁栄を祈る大切な行事です。

地鎮祭は、「とこしずめのまつり」とも言われているそうです。

これから、長く住む大切な土地。

気持ちの問題ではありますが、工務店さんが手配してくださって、スムーズに行うことが出来ました。

1時間くらいで終わりますが、外にいることになるので、体調を崩さない、キチンとした格好で参加しましょう。

 

 

地鎮祭の前に準備するもの

地鎮祭で準備するものは、神主さんへのご祝儀です。

最近は、祭るもの(お米やお野菜、お酒など)もセットで準備してくださるようです。

セットで、「いくら」というように、神社の方から提示されることが多いようですよ。

私たちの場合は、全部セット(?)で、3万円と工務店さんから伝えられました。

地鎮祭の手配も、すべて工務店さんがやってくださったので、私たちはご祝儀を持っていくだけでした。

ありがたかったです。

(草刈りをしきれなくて、準備のために草刈りまでしてくださいました…本来であれば、自分たちで購入した土地なので、自分たちで草刈りをする必要がありました。)

 

地鎮祭のご祝儀とご祝儀袋(費用について)

地鎮祭のご祝儀とご祝儀袋についてです。

地鎮祭のご祝儀は、神社から指定されたため、私たちは3万円を包みました。

100均の結び切り(ちょうちょ結び)の柄が印刷されたご祝儀袋を準備しました。

「初穂料」と筆ペンで書いて、ピン札の3万円を、肖像画(顔)が表になるように入れます。

住所・名前・金額などは書く必要はありません。

 

地鎮祭のご祝儀を神主さんに渡すタイミング、渡し方

地鎮祭のご祝儀を神主さんに渡すタイミングは、地鎮祭が終わり、片付けがひと段落したタイミングがいいです。

施主は、地鎮祭の後、上棟札・上棟幣、お下がりのお野菜など、頂いたり預かったりするものがあります。

神主さんは、地鎮祭で準備したものを片付ける必要があります。

工務店の方は、テントや椅子を片付ける必要があります。

地鎮祭が終わった直後は、バタバタとします。

そのため、片付けがひと段落したタイミングで、そっと神主さんに声をかけて、ご祝儀を渡すのがいいです。

神主さんが、車で片づけをしている時が声をかけやすいですよ。

「今日はありがとうございました」と声をかけて、お渡ししましょう。

 

地鎮祭の際に、ご祝儀のほかにお車代は必要なのか

神主さんは、地鎮祭の際に、地鎮祭のお祈りに必要な道具を持って車で来ます。

その際の、お車代は、ご祝儀のほかに必要なのでしょうか。

交通費や、進物など、すべて含めて3万円としているようで、お車代を別で包む必要はありません。

私たちも、お車代を別で包むことはしませんでした。

なんていうか、セットとか、交通費とかいうと、商売っぽくなっていきますね。

でも、実際に、お米・お酒・お野菜などを施主が準備することが大変になってきている、手間だと思う人が増えてきている、形だけの地鎮祭が増えてきているため、「セット」の需要が増えているようです。

 

地鎮祭当日の流れ

地鎮祭当日の流れです。

神主さんがすべて説明をしてくれるので、大丈夫です。

玉ぐしの儀(玉串奉奠)

地鎮の儀

は、施主が行うことでした。私も、行いましたが、緊張して間違えても教えてくれたので大丈夫です(笑)

当日、神主さんは、一人で来ていたため、横にはけては「〇〇の儀」と区切りをつけて、一つ一つの儀式を行っていきました。

夫は、後から…、「コントみたいだった」「笑ってしまいそうになった」と打ち明けてきました。

 

神主さんの挨拶・説明

神主さんから、挨拶・地鎮祭について説明があります。

地鎮祭がどのような儀式なのかなど、解説をしてくださいます。

 

神主さんが参列者を清める

参加者に頭を下げるように声をかけ、神主さんは、大麻(おおあさ)で参列者を清めます。

終わると、「お戻りください」と言われます。

 

神主さんが「オー」と唸るような声で、神様を呼ぶ

神主さんが、「オー」と唸るような声を出して、神様を呼びます。

この神主さんの声が、結構大きいため、びっくりするかもしれません。

近所の方に、「地鎮祭始まった」と思われると思うほどの大きな声でした。

 

神主さんが安全祈願のために、施主名・建築会社名を含んだ文章を読み上げる

工事の安全祈願のために、「○○さんが××会社に頼んで工事しますよ」という内容の文章を読み上げます。

もっと丁寧な、言葉で話されていました。

土地の四方を、お米・ありがたい紙・お酒で清める

敷地を清めるために、夫と私が神主さんの後ろについて回り、神主さんのサポートをするように、土地の四方を回りました。

お酒

お米などが入ったお皿

大麻(おおあさ)

の三つを順番に神主さんに渡しながら、神主さんが四方を清めていくお祓いをしていきます。

鎌(かま)・鍬(くわ)・鋤(すき)で、「えいえいえい!」と

夫、私、工務店の方の三人でそれぞれ行う出番がありました。

夫は、鎌を神主さんから渡され、草を刈るという儀式を行いました。

生えた草(神主さんが盛り土をしたところに、持ってきた草を立ててくれていた)を持ちながら、「えいえいえい!」と3回左右から刈る動作をして、抜き取ります。

私は、鍬を神主さんから渡され、草を抜いた盛り土を耕す動作を「えいえいえい!」と3回左右から行いました。

工務店の方は、神主さんが鍬を渡して、盛り土を崩す動作を「えいえいえい!」と3回左右から行いました。

 

草を刈って、土を耕して、工事をするという動作を表しているとのことでした。

 

夫のお義父さんが「もっと大きい声で!」「もっと土を大きく崩して!」と声をかけていたのはしっかり聞こえていました(笑)

 

玉串の儀

出番が終わると、玉串の儀というものを行いました。

玉串とは、榊(さかき)といわれる、葉っぱのついた枝に、紙の飾りのようなものがついたものを、神様に捧げて、お祈りする儀式です。

地鎮祭の参加者は、全員行います。

二例に拍手一礼で、玉串を捧げていきます。

玉串を、二回回転させて、お供えするように神主さんから声をかけられました。

 

神主さんが「オー」と唸るような声で、神様に戻ってもらう儀式をする

参加者に頭を下げるように神主さんが声をかけて、神主さんが「オー」と唸るような声を出します。

神様に、戻ってもらう儀式を行います。

 

神主さんが盃を配って、お酒を飲む動作を参加者全員で行う

神主さんが、お供えしたお酒を、参加者に配ります。

参加者は、盃を受け取って、お酒を注いでもらいます。

乾杯をして、飲む動作をします。

飲まない方は、飲む動作をしたら、敷地に撒きました。

 

神主さんの終わりの挨拶

神主さんから、終わりの挨拶や、お祝いの言葉、ありがたい話を聞いて地鎮祭が終了しました。

 

 

地鎮祭で施主がやること3つ

地鎮祭の流れは、大体1時間で終わります。

神主さんが、取り仕切ってくれて、間違えても教えてくれます。

地鎮祭で、施主がやることは、

  1. 四方祓いで、土地を清める時に神主さんの後ろでサポートする
  2. 地鎮の儀で、「えいえいえい!」と声を出して、動作を行う
  3. 玉串を納める

の3つです。

戸惑うことも、間違えることも私はありましたが、教えてもらえるので本当に大丈夫です(*’ω’*)

 

地鎮祭の前後に、ご近所への挨拶は回る必要があるのか

地鎮祭の前後に、ご近所への挨拶はどうするのかということについてです。

地鎮祭が終わると、着工がはじまります。

着工が始まるという事は、工事に伴う騒音が発生しだすという事です。

地鎮祭だけでも、神主さんの声にびっくりしましたが。

 

工事が始まる前に、工務店の方たちは、

工事の音が発生すること

トラックが出入りすること

工事に伴って土が舞うこと

など、ご近所の方に迷惑をおかけするため挨拶に回ると話されていました。

 

隣接している家だけでなく、トラックが出入りするため、広めに回ってくださるとの話でした。

 

私たちは、工務店さんが挨拶に回る前に、ご近所の方に挨拶をしておきたかったため、地鎮祭が10月だったのもあり、ハロウィーンのパッケージの800円程度お菓子を持って挨拶に回りました。

住宅密集地だったため、長くその土地に住んでいる方が多かったため、回りました。

分譲地であれば、この時点で家が建っていることはないので、回る必要はなさそうですね。

 

地鎮祭の日に、工務店の方について、一緒に回るということも提案されましたが、ご近所の方とゆっくりと話が出来る機会かなと思い、別々に回ることにしました。

一緒に回ってもいいと思います。

ご飯時にかぶらないように、夕方の時間帯に、挨拶に回りました。

お留守だった所は、諦めました。が、会えなかったことを、ご近所の方同士で話していたようで、後日上棟の翌日に挨拶に伺った時に、「中々会えなくて、ごめんなさいねぇ」と話が筒抜けでした(笑)

 

 

地鎮祭前・着工前のご近所のあいさつ回りを行うのは、かなり丁寧な方と工務店さんから言われたため、工務店さんがあいさつ回りをするのであれば、無理して回る必要はないでしょう。

回っておいて、損はないと思いますけどね(‘ω’)

あまりかしこまったものを手渡すと、断られそうだったため、熨斗を付けずに、ハロウィーンのお菓子にしました(‘Д’)

 

この後、上棟・引っ越し前とご近所(土地の周りの8軒)へ挨拶に回ります♬