土地探しをはじめて、どの土地にしようか夫婦で考え始めた時、「不安」に押しつぶされそうになっていませんか？
私は、土地購入時には、夫が楽観的なのもあって、余計に1人で考え込んだ時もありました。
私が、考え込みすぎるタチというのもありました。
土地購入、土地探しをしている時、契約書を交わす時にも
「この土地で本当にいいのだろうか」
と手が震えたり、変な冷や汗をかいたりもします。
だって、後戻りできないですから。
そんな、不安を抱えているあなたに、私たちが土地購入時までにやった、不安解消法をお伝えします。
（土地購入後にも、「これでよかったのだろうか」と不安になってきたので、その際の不安解消法も最後に紹介します。）
土地購入に関する情報を調べ尽くして不安を解消
土地購入を検討し始めた時に、
- 本当にこの土地でいいのだろうか
- 土地購入で失敗しないだろうか
と不安になりました。
夫婦で話し合っても、金額の大きさと後戻りのできない買い物ということで、不安な気持ちに押しつぶされそうになりました。
不安で押しつぶされそうになった時には、土地購入に関する情報を調べ尽くしました。
どんな土地がいいのか、失敗する土地選びとはどんなものなのか、土地の条件はどのようなものがいいのか。
調べても調べても、正解はなく、
- 「自分たちに合った土地」が正解
- 「自分たちが納得した金額の土地」であれば正解
という曖昧な状態に、どんどんと不安になっていきました。
決めるのは、自分たちです。
土地購入の不安は大きかったですし、「100％納得できるものはない」と言われることもありました。でも、できれば、納得して購入したい。
そのために、知らなかった、時間がなくてできなかった、という言い訳が出来ないように、土地購入に関する情報を調べ尽くして、夫婦での話し合いを尽くしました。
土地購入前に、建築会社・不動産屋巡りをやり尽くして不安を解消
土地購入に関して、夫婦だけで調べて、話し合っていても限界があります。
はじめての土地購入、分からないことだらけというのは当たり前です。
でも、変な土地をつかまされたくはない。
建築会社(工務店・ハウスメーカー)さん、不動産屋さんは、家や土地のプロです。
私たち夫婦とは、扱ってきた経験が桁違いです。
営業トークに飲み込まれないように注意をしながら、建築会社(工務店・ハウスメーカー)さんや、不動産屋さん巡りをしました。
いくつも建築会社や不動産屋さんを周り、不安なこと、迷っていることを、素直に相談していきました。
相談していく中で、
- 実際に土地を見に行ってみるといいよ
- この土地は日当たりが悪いから、1階にリビングは造れない(地下に住んでいるみたいになる)
- 田んぼが周りに多いから、地盤が弱いかもしれない
- 空き家が増えてきている地区だから、すぐに売れてしまうことは稀
など、具体的にアドバイスをもらうことが出来ました。
答えがないから、「確証をもっては言えないけどね」と言われることも多かったですが、多くのプロの意見を聞くことで、土地購入に関して不安を解消していくことが出来ました。
知らないこと、考えもしなかったことってたくさんありました。
土地購入前にFPさんと資金の相談をして不安を解消
土地購入時には、もちろん資金の不安がありました。
自分たちが、家・土地にいくら払えるのか。
土地を購入して、その土地でどのように暮らしていくのか、ライフプランを夫婦で話し合い、家計簿を見直していく中で、資金に関する不安が少しずつ和らぎました。
私は、土地購入をする頃に、何度か入退院を繰り返して、退職をしました。
そのため、余計に資金に関しては、不安を抱えていました。
もし今後、再就職が出来なかったら、働くことが難しくなったら…
そんな不安に関しても、『私が1年間で最低限いくら稼いだらいいのか』という相談にも乗ってもらうことが出来ました。
FPさんとお金のことについて、とことん相談をして、不安を解消しましょう。
もちろん、自分で税金や、FPの知識をつけるのもありです。
私は、「フリーランスでも税金で損しない方法」と「みんなが欲しかったFP3級の教科書・問題集」を土地を購入した後に勉強を始めました。税金やFPの知識は、今後も必要になってくるので。
初心者からでも読みやすかったですよ。
土地購入前に、注文住宅の家にかかる見積もり書を出してもらって不安を解消
土地購入前にFPさんにお金のことを相談しました。
ただ、総予算が決まっても、家・土地のそれぞれの予算を決める必要があります。
家づくりを頼む、建築会社(工務店・ハウスメーカー)が決まっていなくても、おおよその見積書を出してもらいましょう。
見積もりは、目安でしかないのですが、自分たちの予算内で頼むことのできる建築会社(工務店・ハウスメーカー)を見極めることが出来ます。
土地の予算・相場を見ながら、見積書をいくつか見ていくことで、辺りをつけることが出来るようになります。
土地購入をしてから、家にかけるお金が足りなかったなんてことにならないために、土地購入前に建築会社(工務店・ハウスメーカー)に見積もりを出してもらいましょう。
見積書を出してもらう時には、後からどのくらい、
「どこで値上がりする人が多いですか？」
と尋ねてみるのもアリです。
どこで、アップグレードする人が多いのか、標準仕様とはどこまでが標準で追加料金はどのくらいかかるのか、具体的に尋ねてみてください。
メンテナンス費用に関しても尋ねてみましょう。
定期点検にかかる費用、水回りの取り換え費用や期間など、家を建ててからかかる費用も聞いておくことで、不安を解消していきました。
全ては予測でしかないので、確証はないですが、おおよその当たりをつけておくことが大切です。
土地購入・注文住宅を建てたばかりの知人に相談をして不安を解消
建築会社さん・不動産屋さん・FPさんに相談し尽くして、調べ尽くして、夫婦で話し合いを尽くしても、不安は不安ですよね。
完全に不安が解消されることはありません。
私たちの周りには、同じように、家の購入・土地の購入を進めている友達がたくさんいました。
同じように、友人たちも不安を抱えていました。
同じ状況の友人たちと、不安を共有しつつ、家を建ててから、２～３年経っている友人に相談しに行きました。
友人は、スウェーデンハウスで家づくりをしていました。
資金のことなど、繊細なことなので、よほど仲の良い友人でないと突っ込んだことは相談したり、尋ねたりするのは難しいかもしれませんが、相談できる人がいるのであれば聞いてみましょう。
- どんな風に土地を決めたか
- どのくらいの資金で、どうやって節約したか
- どうやって建築会社や土地を決めることが出来たのか
- 住んでみてよかったことと後悔していること
- 家のメンテナンスの話
- 家づくり・土地を決めるときに不安だったこと
など、具体的に話ができるといいです。
私たち夫婦は、友人夫婦と交流があったので、4人で「ぁぁでもない」「こうでもない」などと話しながら、私たちの家づくりの話も友人夫婦は楽しみながら、ケーキを食べて一緒に過ごしました。
一生に一回の買い物です。
一歩先を歩いている、家づくりの先輩を頼りにするのがいいですよ。
家づくり・土地購入に関して、不安はつきものです。
不安がなくなることはありません。
それでも、1つ1つ不安を解消していくということは、後から、あの時相談しておけばよかったと後悔することを防ぐことが出来ます。
出来ることを、出来る範囲で、後悔ないように相談していきましょう。
土地購入後に不安になった時の不安解消法
土地購入を無事に終えることが出来ても、
- これでよかったのだろうか
- もっといい土地があったのではないか
- 待っていたら土地の値段が下がったのではないか
など、土地を購入する決断をしてよかったのかと、不安にさいなまれることがありました。
大きな金額の買い物だけに、後戻りできなくても、「本当にこれでよかったのか」と考えてしまうことってありますよね。
ただ、考えても仕方がありません。
分かっているけれども、考えてしまうのも仕方がありません(汗)
土地購入で、
- 土地の選択に不安になった
- もっとこうしておけばよかった
- 半年経った今になってもっといい土地が出てきた
なんてこともあります。
手に入れた土地を手放して、他の土地を買い直す方がメリットが大きいのであれば、そうしましょう。
買い直すメリットがないのであれば、これから購入した土地で、今できる一番いい選択をして家を建てましょう。
購入してしまったら、出来ることは、
- 土地を買い直す
- 家に関する勉強をして知識をつける
ことです。
不安な気持ちは、「飴ちゃん」だと思って、口の中で舐めておくくらいが丁度いいですよ。
あんまり、舐めかけの「飴ちゃん」を出しても、汚いですからね。
家づくりの勉強も進めていきましょう。
